ばっかじゃないの!

じゃみらー

thinking

だから言うのか、だから言わないのか

言っても言わなくてもいいことなら、言った方が良い。という立場の人もいれば、 言っても言わなくてもいいことなら、言わない方が良い。という立場の人もいる。 言わなきゃいけないことは、そりゃもちろん言わなきゃいけないだろう。 言っちゃいけないことも…

4日ぶりに帰ってきた

頭の中がずっと同じことで満たされてると、時間が経つのが分からなくなる。 それこそ取り憑かれた感じ。 こういうときって、大概は見えなくなってる。 集中度としては非常に高い。 インプットのときにこうなってると、すごく飲み込みが速い。 でも短期的な記…

新しいカテゴリを作った

タイトル通りの記事。 わざわざ記事にしたのにはそれなりの理由がある。 ここに書いている文章の中には、 何かについて世間一般では「こういう風に考えられている」あるいは「こういう風に見なされている」などについて、 「いやいや、こういう風にも考えら…

煮え切らない

博士のあとはどうするのかと訊かれて、就職するのもありだと思うだとか、できれば残りたいだとか僕は言った。 煮え切らないなぁと言う反応をされた。 未だに自分の進路を棚上げにしている感じ。 確かに博士過程に行くことを決めはしたけど、それから3年後に…

電車が出発するときの「扉が閉まります」について

電車が出発するときの「扉が閉まります」は、僕が長年聞き慣れていたフレーズだ。 だから「扉を閉めます」とアナウンスされた時にはびっくりした。 他の沿線への乗り換えがある駅の場合、次から次へと電車に乗ろうと人が流れこんでくる。 そんな人の流れが途…

他人事

他人事と思わないこと。 そこから感情が生まれるのだと僕は思う。 それは間違いじゃないと思っている。 でも、そうそう「他人事だ」と思っていないと生きていけない。 今回の大震災を他人事と思わないでいても、新潟県中越(沖)地震のときは当事者意識がな…

他人事と当事者と

2011年3月11日(金)に発生した地震、それに伴う津波が引き起こした災害は甚大です。 被災された方はまだまだ予断を許さない状況が続いていると思います。 気負いせずに、しかし挫けずにしっかりと現実を見ていただきたいです、たとえ目を背けたくなるような…

基本の応用

とりあえず昨日書いたことだけ見てたら正確ではないので,補足. 本当は,補足というか,並列させるくらいの重要性なんだと思うけれど. 他人を見ることも確かにするけれど,他人を見ないことも確かにある. 常に人を見ているわけでない. 「普通」にはそう…

嫌いじゃない

人と人は分かり合えない. 別に悲観することじゃない. みんなそれぞれ違うんだもの. 当たり前のことでしょう. そういう思いに至ったのは,とうの昔で. 「分かり合えない」をベースに考えていけば, 少しでも思いを分かち合えたらハッピーになれることを…

プレゼン能力とは何か

プレゼン能力って,何かのコンテストで勝つために必要なんだよね. 普通に自分の研究やらをプレゼンする場合は,その聴衆はその研究に何かしらの接点がある人だろう. 少なくとも「そもそも研究ってどんなことするの?」という疑問は抱かない人が相手である…

才能と努力と効率

まず言いたいことは,才能って言葉で努力するのを諦めるなよ. これで9割は伝わったはず. 無理か. 才能なんてのは何とでもなる,というか何とでも出来る,努力しさえすれば. ただその「努力しさえすれば」ってのがミソで,下手な努力では才能は大きな壁…

非難とか何とか

数日前にリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の容疑者が自伝を出版しましたね. アマゾンではその本の是非から出版社に対する非難まで色々と書かれています. 「こんな本を買ってはいけないし売ってはいけない」と言う人の気持ちもそれなりに分かりますし…

芯がなかったらダメだ。 そう思ってた。 芯がなかったらふにゃふにゃだと。 でも、煮え切らない米には芯が残る。 芯がまだ残っていたら食うに食えない。 実は、芯があると逆にまずくなるのだろうか。 鯛の腹を取り除いて、そこに芯の残った米をたっぷり入れ…

定量性について――程度の差こそあれど同じか?

物事を定量的に扱うこと。 自然科学がここまで成功したのは、これに尽きると思う。 定量的に扱うために、科学は実験に再現性を要求した。 裏を返せば、再現性がないと定量的に扱うことができない。 ちなみに再現性とは、同じ条件下では何度同じ実験をしても…

点が先か線が先か

和辻哲郎の『倫理学』を読み進めている。 読めば読むほどに、どうも根本的な視点に何ら新しいものがないような気がしてきた。 何らかのコミュニティが形成されてしまった後のことを考えてみれば、そこには何らかの人間関係があると言える。 それを云々しよう…

企画の位置づけ

インターンとかサマースクールとかって、決まったプログラムがあるんだよね、当たり前な話。 プログラムに組み込まれてる企画のそれぞれは、参加者に何を求めるのか。 一つの企画の持つ意義が、他の企画のそれと重なっていると、もしかするとどちらかの企画…

人のためなのか

世界には、ゲームのテスティングのためにそれ専用に人を雇ってる会社もあると知った。 さらにテスティングを専門にやってる会社もあるんだと。 1日最低8時間ゲームさせるらしい。 テレビで「世界ゲーム革命」って番組のなかで言ってた。 それを見てて、何の…

物理が分からん症候群

頭の中がワカメとイクラちゃんになってしまいました。 タラちゃんも出てきて「チャーン」とか言ってチャーハン作ってます。 まだ小さいから歯がないんですよ、とか何とか。 僕は人の名前で遊ぶ悪いくせがあります。 少し前に大貫さんと小貫さんという苗字を…

主役

「主役だけの人生」とか歌っているのを聴くと、どうしても違和感がある。 もちろん自分の人生の主役は自分だろうとは思うけど。 良い脇役がいるからこそ引き立つ主役だったりすると思うんだ。 主役だけだったら主張し合っててたぶんはダメになる。 うまくい…

盛り上がってまいりました!

小学校の頃、僕は馬鹿だった。 中学校に入ると塾に通って人並みに勉強することになった。 頭は馬鹿なまま言われるがまま勉強して、それなりに良い点数をとっていた。 高校生になり、一念発起して自分で勉強しようとした。 調子に乗って1年でZ会の高3用で…

狂気にも似た何か

木曜日はコロキウムの準備でピヨッて鬱死寸前だったのでDの先輩が飲みにいくということで付いていった。 なんかいい感じのアットホームでレトロなバーだった。 隣にインドカレーの店があって、そこのメニューがあったりする。 ビールも日本のとはまた違う味…

式変形を追うことの意味

物理の輪講をしていると、テキストにある式変形を追うことになる。 非常に厄介な計算なのに「少しの計算で」などと書いてあったりする(愚痴 ふと思ったことだが、わざわざ計算を追う必要はどこにあるのだろうか? これは反語的な意味でなくて、ただ純粋に何…

物理ってのは

10/27の日記 では学習という側面から物理を考えてみた。 言うなれば物理を使う立場の人にとっての物理について書いたつもりだった。 物理を研究するとなると、アプローチの仕方は本当に多岐に渡るように思う。 それが役に立つかどうかさえも一つのモチベーシ…

民主主義の弊害

以前に誰かが民主主義の最大の汚点は「多数派の意見が常に正しいとされることだ」と言ってた。 でも、本質的に問題なのはそこじゃないように思った。 自分が多数派であることを自覚させないこと。 もしくは少数派が切り捨てられていることを知らないまたは気…

他者の評価と自己満足と、あと何か

自己満足なんてくだらない、誰かに評価されなかったら意味がないと思う人。 他人の評価なんて関係ない、自分が満足できるかどうかだと言う人。 別にそんなことどっちでもいい人。世の中はだいたいこんな人たちばかりいる。 でも、どれも極端すぎる。 もっと…

恥を知れ

「恥を知れ」とは、どういうことか。 これを無礼な行為に対して戒めの言葉と捉えれば「無礼者め、礼をわきまえろ」ということになる。 私は、その言を戒めとは捉えずに、敢えて教訓として考えてみたい。 そうすると非常に多くのことを学べるように思う。 た…

論理とは

現在、自然科学全般では反証可能性が保証されているものしか相手にしない。 その場合、対象についての論理が正しいかどうかは確かめられるものと想定される。 そこでは大いに議論がなされうるだろう。 前提から論理展開、そして結論──それらの正当性は検証可…

昨日、何が書きたかったんだっけ。

昨日の話の続きを書こうと思いましたが、どうせまた下らないことなので現実逃避にでも書きたいと思います。 ざっくり言うと、言葉以外*1を駆使すれば共通認識ができるかもしれないということ。 それから体験したことのないことは何をやっても通じないという…

林檎を知っているか

何故かは知らないが哲学者は林檎が好きらしい。 よく「ここに林檎があったとしよう」とか本に出てくる。 何でも良いんだろうが、とりあえず禁断の果実だし青林檎もあるしで便利なんだろう。 ポイント1. 上の「ここに林檎があったとしよう」という話は、林檎…

歌とか絵とか。

今からでも作詞の技法を習得しようと思えばできるようになるだろう。 何か楽器を弾けるようにもなるだろう。 きっと絵だって描けるようになる。 でも、そうなるまで続けられるだけのパッションが僕にはない。 本気でそれらを愛するひとたちに言わせれば、そ…