physics
弾丸トラベラー的な日程で仙台にある東北大学金属研究所に行ってきた. 夜行バスで大阪から仙台へ,仙台で1泊して,次の日にまた夜行バスで大阪に帰ってくるという. 冷静に考えたら3日中1日ずっとバスの中にいることに. バスに乗っているときはほぼ何もで…
21日から富山大学で日本物理学会がありました。 と過去形で言うのは正しくなくて、まだ明日の昼までやります。 僕は諸事情で今日で切り上げて帰ってきました。 今日は色んな人にすごいタイミングで会った。 電車を降りて、改札へ行く途中で少し肩がぶつかっ…
もうこれ以上どうしようもないってところにいた。 と思ってた。 半年くらいずっとあうあう言ってた。 ほんと、式をこねくり回して、うりゃうりゃうりゃーって。 で、全く分かんないわけ。 当たり前な話。 おもむろに先輩や先生にあうあう言う。 わけ分からん…
今日は僕がTAをしている演習の授業の期末試験だった。 試験監督(の補佐)をしていたので、みんながウンウン考えたりゴリゴリ解答を作っていたりするのを見ていた。 確かによく出来ている子も数人いる。 全く手が止まってしまっている子もいる。 書いては消…
極値をとることは分かるけど、それが最大なのか最小なのか。 エントロピーが最大になるような確率分布について、統計力学の教科書は、だいたいが極値をとる分布を求めているだけ。 その点で確かに最大になっているかを確かめていない。 不十分ではないのか。…
今日,僕は何にも見えてないんだなと実感した. 自分の研究にある程度の結果が出て,本格的にその考察をしようってことでボスと助教の人とで議論した. ぶっちゃけ,ボスと助教の人が議論してた. 僕は横で「ははあ」とか「むむう」とか言ってただけみたいな…
物事を定量的に扱うこと。 自然科学がここまで成功したのは、これに尽きると思う。 定量的に扱うために、科学は実験に再現性を要求した。 裏を返せば、再現性がないと定量的に扱うことができない。 ちなみに再現性とは、同じ条件下では何度同じ実験をしても…
頭の中がワカメとイクラちゃんになってしまいました。 タラちゃんも出てきて「チャーン」とか言ってチャーハン作ってます。 まだ小さいから歯がないんですよ、とか何とか。 僕は人の名前で遊ぶ悪いくせがあります。 少し前に大貫さんと小貫さんという苗字を…
頭の整理のために書いておく。 合ってるか少し自信がない。 間違ってたら指摘してください。 紹介論文: Phys. Rev. 117, 648 (1960): Quasi-Particles and Gauge Invariance in the Theory of Superconductivity YOICHIRO NAMBU, Phys. Rev. 117 648 (1960) …
ほんとに最近、根性ない。 我慢が出来ない。 辛いのにも弱い。 (「つらい」じゃなくて「からい」 ちなみに甘いものにも弱い。 目がないという意味で。) どうすんの、これ。 もういっぺん四国行ってくるかな… いや、マジで。 全然モチベーションが上がんな…
講義でプレゼンしなきゃいけないので、ある論文を研究室内で紹介した。 準備があまりに足らなかったのでグダグダを極める有様になった。 その論文との出会いはもう1年も前になる。 南部陽一郎先生の論文。 その頃は全然意味が分からなかった。 いつか読んで…
物理の輪講をしていると、テキストにある式変形を追うことになる。 非常に厄介な計算なのに「少しの計算で」などと書いてあったりする(愚痴 ふと思ったことだが、わざわざ計算を追う必要はどこにあるのだろうか? これは反語的な意味でなくて、ただ純粋に何…
「物理ってのは覚えるようなものじゃない」とよく言われる。 それは「他の学問に比べて記憶する事柄が少ない」ということではないように僕は思う。 もちろんそういう意味もあろうけれど、それは以下の結果としてだろう。 そもそも物理学とは何なのか、それを…
AGD!とつい叫んでしまう。 物性物理の理論を専攻している人ならきっと知っている古典的名著。 正式名称『統計物理学における場の量子論の方法』! なんでAGDやねんと。 それは著者が Abrikosov, Gorkov, & Dzyaloshinski だから。 英語版はDoverから入手可能…
とりあえず学部の卒業研究の一応のゴールが見えてきた。 あとはゴリッとプログラムを書いて走らせれば結果が出そう。 まぁ何だかアヤシイ展開なのは確か。 もう少し別のアプローチとしてグリーン関数法で再考してみるべきかも。 期待と不安と心配とで何だか…
えらいぶっちゃけた話をすると、研究ノートを作り始めたのが2ヶ月前くらいだったりする。 そこから研究がえらい進む。 今まで全然進まなかったんだけどね。 やっぱりまとめるって大切。 当たり前か! まぁ僕には当たり前じゃなかったってこってす。 とりあ…
阪大と比べて府立大は平坦な土地にあるから、何だか海外のキャンパスっぽい。 広い敷地に大きな道、道端には芝生が生えていて木がまばらに植えられている。 その木陰にベンチがあって人が談笑している。 阪大@豊中キャンパスにはそういう空間が残念ながらな…
研究というのは、ひとつひとつ謎を解いていくことに似ている。 僕の場合は課題をまず何個か与えられて、その中から一つを選んで、それを研究している。 と言っても、問題はほとんど確定している。 つまり「何をすればいいのか」が明確にある。 ただそれを巧…
今日は真面目に物理の本。 でも数理物理系。 分からん用語の嵐で、ホントもう涙目。 ルベーグ積分すら理解してないから苦労しそう。 理学部だったらそういうのしっかり学んでそうで不安が募る。 昨日から少し憂鬱。 ああもう腰を据えて物理とか全然出来ない…
ルイ・ドゥ・ブロイ著『物質と光』を随分とのんびり読んでいた。 ようやく読み終える。 アインシュタイン-ドゥ・ブロイの関係とかドゥ・ブロイ場とかの、あの人が書いた本。 なぜ物質─というか電子とか─と光とを関係付けさせようと思いついたかなどがすんな…