物理ってのは

10/27の日記 では学習という側面から物理を考えてみた。
言うなれば物理を使う立場の人にとっての物理について書いたつもりだった。

物理を研究するとなると、アプローチの仕方は本当に多岐に渡るように思う。
それが役に立つかどうかさえも一つのモチベーションにしかならない。
単純におもしろいからというのでさえ許されるべきモチベーションである。
と僕は思っている。

でも困ったことに現在の社会があまり役に立たないことはやらせてくれない、らしい。
事業仕分けを見ていれば、まぁそうなんだろうなとは思う。
ぽつりと物理の基礎研究は100年とか200年単位で見なきゃいけないはずなのにとか准教授の人が言ってた。
科学がこんなにも役立つものになった理由が、数え切れないほどの無駄を費やしてきたことによるのだから、そういう考えに僕は納得できる。

研究対象としての物理については、まだ僕には分からない。