ばっかじゃないの!

じゃみらー

非難とか何とか

数日前にリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件の容疑者が自伝を出版しましたね.
アマゾンではその本の是非から出版社に対する非難まで色々と書かれています.
「こんな本を買ってはいけないし売ってはいけない」と言う人の気持ちもそれなりに分かりますし,
それに対しての「読者や出版社に対して非難するコメントに何の正当性もない.」というコメントも同じようにそれなりに理解できます.
ただ,どちらも大した違いがないと思います.


「お前らばっかじゃないの」と言う奴に「お前こそ馬鹿だろ.馬鹿は黙ってろ」と応える奴のやりとりを少しの建前を加えて体裁を整えただけのように見える.
自分が正しいとかえらいと思って発する言葉は相手に届かない,届けるつもりもない.
「黙ってろ」と自分が言うならば自分も黙っていなければならないのではないかと僕は思う.
相手に要求するばかりで自分は批判するだけならば何にもならないのだし.


僕が言いたいことは,そういうことをしたいのならば大いにそういうやりとりをすればいいと思うということで.
いや,僕が「すればいい」とか言っても無意味なんだけど,ただそれを否定しないということ.
ああ言えばこう言う.
それが会話だと思う.
ただどちらも大して違いがないと思うということ.


でもまぁ「お前らばっかじゃないの」に対しては,黙らせずにそのワケを存分に話してもらってから判断しても遅くないと思うわけで.
それがあまりに独りよがりだったり反社会的だったりしたら,相手がそれを自覚できるように応えればいいわけで.


まぁ余談はこれくらいにしておこうと思う.