ばっかじゃないの!

じゃみらー

狂気にも似た何か

木曜日はコロキウムの準備でピヨッて鬱死寸前だったのでDの先輩が飲みにいくということで付いていった。
なんかいい感じのアットホームでレトロなバーだった。
隣にインドカレーの店があって、そこのメニューがあったりする。
ビールも日本のとはまた違う味でおいしかった。
そこで学部2回のときに休みすぎて落とした英語の先生っぽい人も飲んでた。
聞けば、僕のことを覚えていて、正しく本人だった。焦った。
「ゴメンなサイ」って言われて僕も「こちらこそすみませんでした」とあやまり返した。


何のやりとりやねん。


金曜日はボスと飲みながら修論のテーマをもらった。
何を面白いと思うのかとか、何がやりたいのかとか訊かれて困った。
僕は何を面白いと思ってるんだろうか。
今更ながら、なんで物理が面白いのかって訊かれると返答に困る。


物理って、数学と違って論理に飛躍がある。
その飛躍が実際に妥当かどうか、論理ではなく実験事実が判断する。
もしくは数式に起こすと飛躍ではなく妥当な論理だという結論を示せる。
純粋に数学だと、それができない。
数学それ自身は数学の世界でしか扱えない。
物理は数学の世界を、手段として使う。
僕はそこらへんに惹かれる。


で、何が面白いと思うか。
現象をきっちり記述する理論は面白いよね。
それを微視的なモデルから導けたらなお面白いだろ。
うーん。
リアリティがあれば何でも面白いと思うんだけど、どうだろう。
それってダメ?


ただ功を焦る感は否めない。
ぶっちゃけ、もう少し楽しんでやりたい。
でもそう生ぬるいことを言ってられる時代じゃないようにも思う。