ばっかじゃないの!

じゃみらー

「言いたい奴には言わせておけ」に関して

普通,世間一般では「言いたい奴には言わせておけ」というのは,どうせ否定的なことしか言わないんだろうから,そんな奴の言うことを相手にするなという意味だろう.
この言葉は「そういう否定的な言動に対して全く耳を傾ける必要がない」という意味ではないと思う.


たいがいの人は「そうは言っても勝手に耳に入ってくるんだから」という具合に,多少は否定的な言葉に影響される.
そういう人に対して,言うべき言葉なのだと言いたい.
「言いたい奴には言わせておけ」と.
あまり気にしすぎるな,と.


ごく稀に「うん,そうだよな!アイツら馬鹿だよな!」という風に,すっかり排除してしまって,投げかけられる否定的な言葉を全く顧みない人がいる.
そんな人には,「言いたい奴には言わせておけ」とは言うべきでないと思う.
あまり良い展開を望めない,というか悪い方へと転がっていくのではないだろうか.
一定期間は,もしかすると,状況が好転するだろうが,それは長くは続かない.
一旦,聞く耳を持たなくなってしまうと,なかなか他人の言うことに耳を傾けようとしない.
状況が自分に有利であれば尚のことだろう.


もしもそういう場合に陥ってしまったら,と考えてみても,僕にはひとつしか解決策が見当たらない.
出来る限り継続的に他人の言うことに耳を傾けるように促し,当人が痛い目に遭うまで待つ.
まぁ遅かれ早かれ痛い目を見ることになろうから,それまでは辛抱強く気にかけて,
事が起こってから,被害を最小限に止めるように振る舞う.
それしか一般的に解決策とは言えないように思う.
途中で聞く耳を持ってくれたら,それが一番なんだろうけど,そんなことがあるならはじめから違う展開になっていたんじゃないだろうか,という話.




で,ちょっと視点を変えて,その「否定的な言葉」について.
全く心ない言葉なら,確かにあまり相手にする必要もない.
ただし,肯定する方が楽なのに,敢えて否定する人がいることに注意しなければいけない.
そこに何かしらの考えがあるのだから.
一見すると短絡的に思える否定にも,それなりの考えがあったりして,逆に肯定する方が短絡的に思えたりする場合がある*1


だからこそ,全く排除してしまうのでは危ういということで.


でもやっぱり「あまり気にしすぎちゃいけないよ」っていう話.


文章を2つに分けて書いた方が分かりやすいと思うけど,
分けようとして1つ文章作ったら満足して今日は書くの止めて,明日書こうとか思って,
で明日になれば,あれ,何書くんだっけかな?みたいな感じになっちゃうんだー
ということで邪魔臭いのでポストしますよっと

*1:もちろん「一見して短絡的に思えた否定で,よく見てみてもやっぱり短絡的な否定」もある.これを見分けられるようになるのは,経験が必要かと思う.