ばっかじゃないの!

じゃみらー

惑うと迷う

「本当の」という言葉はラクです。
上辺だけのものと区別するために使ってみても、
それがどれほど違う/同じなのかはよく分かっていない。


違いを強調して区別したくて用いるわけです。
雑に言ってしまえば、同じ部分はどうでもいいのです。
でも読む側にとってみたら、その強調された違い以外はどうなのか分からない。
もしかすると書き手もその違い以外はどうなっているのか知らないかもしれない。


「本当の」という言葉は本当にラクです、書き手にとっては。
議論するときにはできる限り使いたくない言葉です。