ばっかじゃないの!

じゃみらー

どれくらいなのか

『銃・病原菌・鉄』を読んでいる。
まだ9章に入ったくらい。
ちょっと苦手で困っている。
書いていることは、一見すると最もらしい。
でも、本当に妥当なのかは怪しいんじゃないのかって思える。
(具体的にどこかはもう覚えてないので、妄言として処理してください)
やっぱり定量性が欲しい。
あとパラダイム的な考え方がこの本にはないので、それを含めてどうなるのかちょっと分からない。
それから、狩猟民族は子どもを生むのを計画的にしているみたいな書き方だったけど、子どもを授かるのは何故かを認識してなかったろうから*1、計画的に子どもを産んだとは考えにくいと思う。
ついでに言うと、紀元前○○年に宇宙人が来て云々という行があったけど、ナンセンスだと思う。
病原菌の話は、ノーバート・ウィーナーの本でもっと数理的な説明をされている*2のを見たので、なんか物足りない感じ。


一応は最後まで読んでみる。
まだ面白いところに遭遇していないに違いない!

*1:原始民族は「性的な交わり」が「子どもが生まれること」と直結していなかったらしい。和辻哲郎の『倫理学』にそう書いてあった。あくまで「子どもは何か不思議なものから授かるものだ」という認識らしい。

*2:これはとても面白かった