ばっかじゃないの!

じゃみらー

歩き方すら忘れるほど

なんでもかんでも意識してやろうを思った。
するとどうやって歩いていたか分からなくなった。
正確に言うと、ぼくはどうやって歩いてきたのか分かっていなかった。
右足を出したとすると、左手は後ろ?前?右手は?どのタイミングで重心は動かす?
色々と分からない。
というかむしろ何もかも分からない。
果ては実際に歩こうとしてもぎこちなくなってくる。
スポーツも意識しなきゃいけない!と思った。


ところが何故かボールを投げるのも感覚で投げた方が奇麗で速くて遠くまで投げられた*1
よくよく考えたら小さい頃から親父に鍛えられたのが身体に染み付いているのだろうと思った。


無意識の方がうまく出来たりする。
というか、感覚が良い人はきっと感覚に従った方が良い。
トートロジーとしてではなくて、感覚が理に適っている場合、それに越したことは無いということ。
感性って言った方がいいのかも。
個人的に「こまけぇことはいいんだよ」はかなり印象的なフレーズ。


ただ自分の感性・直感が常に理に適うかどうかは試行してみないと危ない気がする。
盲信するとただの偏屈になると思う。
クセってあるから、そのクセを知るためにも。


その道のプロになるためには自分のクセを知り、それに対処する方法も知ってる必要がありそう。

*1:疲れきるまで動いて、それでもなお気持ちで投げようとしたときに出てくるフォーム