ばっかじゃないの!

じゃみらー

苦手をどうやって克服するか

小さい頃から、嫌なことはトコトンしたくなかった。
嫌々ながらするというのが、どうもできない。
学校に行きたくないときは何が何でも行かない。
母親に布団を引っぺがされても起きようとすらしなかった記憶がある。
それは、どうも中学の頃からそうらしい。
小学校にはたぶんそんなこともなく行っていたはず。
いま思い返せば、小学生の間ずっと通っていたスイミングスクールには、行くのが嫌で仕方ないときがあった。


たぶん、少なからず、そういう経験を持っている人はいると思う。
単にそういう時期があっただけの人は「まぁそういうときもあるよね」となるんだろうか。
大人になるにつれて、自然とそんなことがなくなったなら問題ない。
が、僕の場合は一向になくならず、なくなる気配すらない。
むしろ今は「本能的に」と言っても良いくらいに身体が拒否反応を示している気がする。
もはや何が嫌なのか分からない、なのに「絶対に嫌だ」という感覚だけがある。
これが相当強い感覚(というか感情?)で、困っている。


こういうのを苦手と言うのだろうかと思いながら、これを書いている。


その「絶対に嫌だ」の感覚が、どうも切迫感と繋がっているようで、タイムリミットに対して過剰反応している気がする。
締め切りが迫ると、追い詰められて凄いパワーを発揮するタイプの人もいるけど、僕は全くダメ。
きっと、追い込まれて身動きが取れなくなるタイプ。
よくよく思い返してみたら、これはタイムリミットに限らず、何らかの切迫感に条件反射的に反応して思考が硬直している。
手痛い失敗をしたときを思い返してみて、そうだったな、と。


うーん、、、


ここに書いてみて、単に逃げているだけだという気になってきた/(いまさら)\
ぶっちゃけ、ただ単に何か対処できそうな気になってきただけなんだけど\(アバウト)/
つまり、進むべき前方がどっちか分かった気がするってこと。


よくこういうのを見ると「弱いからだ」とかよく分からん根性論的なもので片付けようとする人がいる*1
確かに弱いんだろうと思うけど、それじゃあ解決になってないので、正直そんな詰まらないことは言わないでほしい。
とか思っているけど、まぁ解決策を提示する気が元からないならそれでもかまわないのかな。


とりあえず、これからもっと具体的な、何らかの対策を考えないといけない。


※この文章は、自分のダメな部分が何なのかを探るために、真摯に自分に向き合いながら過去の出来事や経験、そのときの感情を思い返している過程です。
苦手を克服する第一歩は、何が苦手なのかをはっきりと自分自身が認識することだと思います。
そして克服への二歩目は、自分の弱さを認めて(受け止めて)、それを抱えながらも何とかするぞ!と、前向きになることだと思います。
二の足を踏んでしまわないように*2


だいたい苦手なことは、苦手だから何となく避けたいという気持ちがあり、それについて触れようとしなくなるものです。
その感覚のまま行くと苦手なままで何度も同じ過ちを繰り返して、どんどん苦手な感覚だけが成長していきます。
今の僕ですね。


一人で自分の弱さに向き合うことのできない人は、カウンセラーを頼るべきだと思います。
正直、その苦手意識が肥大化していって失敗ばかりが記憶に鮮明に残ってしまうと、思い起こすのも嫌になります。
それがエスカレートして拒否反応を起こしてしまった場合は、自分一人では向き合えないと思います。

*1:その人の弱さを暴露して強制的にその人自身に弱さを自覚させるという荒療治もあるけど、上手くやらないとただの破壊者になるだけ。

*2:二足歩行の僕らは、三歩目以降は必ず一度まえに突き出した足を、もう一度まえに出すだけになる。気さえ抜かなければ、もう止まることはないはず。