ばっかじゃないの!

じゃみらー

インターン行って思ったこと[まとめ]

元も子もない考えに行き着いたので書かなかったんだけど.
そもそも今の経済システムって終局が見えてるんじゃないのかと思うんだ.
端的な例が,新興国への支援(という名目の市場化)じゃないかと.
新興国にインフラ整備だとか技術支援だとか,今は確かに商売になるけど,長い眼で見たら将来的に商売敵になる相手を育ててるわけで.
もしもめでたく支援した新興国が発展しまくっちゃったりなんかして商売敵になったら,まぁ当然,競争になるわけで.
そうなっても競争に勝つだけの何かが日本にはあるんだろうか.
希望的観測を含め,僕はあるかと思うけど,それを明確に自覚して支援してるんだろうか.
話を戻して,そういう競争になりたくないから,支援する国の発展を足止めするためにその国の政治家とか腐敗させちゃうとか,考えられるけどしちゃダメだよね.
実際,膨大な支援を受けてるにもかかわらず大して数字に現れない国はそういう部分が腐ってんだろうとは思うけど.


話は変わるけど,ゲームもちょっとそういう雰囲気を帯びてきてる気がする.
娯楽で楽しむ分には何も言わないけど,ネトゲしすぎで死ぬなんて,どうよ?みたいな.
そこまで極端じゃなくても,ユーザを飽きさせないゲームを作るというのは,怖い.


とか思ってた夏冬春.
ずっと[下書き]状態で保存しといたけれど,たまたま昨日,震災について語らったので公開しておこうと思う.


行き着いた問題点は2つ.
一つは「経済的な成長」というのが,あまりに1次元的(ひとつのベクトルの向き)に定まっていること.
もう一つは,10年先,20年先のことは考えて経済計画をたてるけれど,100年単位では考えていないということ.


一つ目については,たぶん多くの人が認識してるのだと思う.
「先進国」とか「発展途上国」という括りでしか見れていないということ.
リゾート立国があっても,それはまだまだ民族固有の,ある意味で発展しきっていない部分が残っていることを意味しているようで.
端的に言って,世界遺産って,つまりは,そういうことでしょ.
守らなきゃ現状を維持できないというものでしょ.
箔をつけなきゃやっていけないんだから*1


二つ目は,純粋科学的なものは,100年単位でしか社会に還元されないということだと思う.
もちろん100年後のために10年先を犠牲にするというのは,理不尽だとは思うけれど.
貧乏暇なしとかそういう話.
「長い目で見たら」というのが,また個人なら違った見解になるかもしれない.
相手は社会になるので,より難しい.


ただ,やっぱり人と喋った方がいいなと思った.
自分の考え(科学的なことも含め)がすごく整理される.
ブログに書くよりも,数段テンポが速い.


昨日も今日も,良い酒を飲まして頂きました.

*1:かなり荒い言い方になってるけど