ばっかじゃないの!

じゃみらー

深夜アニメ

テレビでたまたまやってたエンジェルビーツってのを見た。11話。
で、勢い余って今までの放送回をネットで全部(10話まで)見てしまった。


なんだろね。
話は無茶だし、おいおい!って感じの展開ばっかだけど、面白いな。
いや、良いもん見たって気がする。


展開としては映画で言うならマトリックスが近いか。
「違う世界」という設定が、そのままアニメの中でも設定として持ち込まれてる。
そのおかげで設定の説明として話が全部済む。


そんな世界に主人公が発生したときから話がスタートする。
都合よく状況説明をしてくれる登場人物*1がいて、こう言う。
「ここではそういうもんだから。」
これはアニメを見てる人に対しても言っている言葉で、
そういう意味では見ている人に、有り得なさを感じさせない──というか有り得なさを有り得なさと感じさせない。


で、後から後から色々と設定として付け加えられる。
主人公が見てる人の気持ちを代弁してツッコミとか入れながら。
それで少し有り得なさを緩和している──のか?


まぁ死なないのに消されるとか、どういうこっちゃねん、とか。
なんで敢えて天使なの?とかあるわけだけども。


果たして、見てる人を萎えさせないで最終話までいけるんだろうか。
敵がいなくなっちゃったんだから、話として進展させるためには新たな敵を作るのは当然か。
しかしまぁ、話が強引すぎる気がしないでもない──「設定だから」にも限度があろうさ。

*1:やたらとハルヒなのかって感じのキャラ