ばっかじゃないの!

じゃみらー

なぜ時代が変わっても荒らしはいなくならないのかと考えてみた

古くはBBSやチャット,最近はブログやツイッターなどで見られる荒らしという存在について.

どこからともなく現れて,代わり映えしない煽りを繰り返す.ウッカリのせられて相手にしたが最後,何を言っても不快な返答しか得られない.こういうタイプの荒らしは,まさに嵐のようなもので,ただ過ぎ去っていくのを見守るしかないように思う.荒らしの主も憂さ晴らしにやっているのだろう,ちょうどいいオモチャが見つかるまで荒らしまわる.

ただそれだけだ.たぶん,それ以上に深い理由がない.それ故に荒らしはいなくならないのではないだろうか(結論).

またそういう一過性の荒らしとは別に,特定の個人(またはアカウントやブログ)に執拗に付きまとって荒らすタイプもある.これを荒らしと呼ぶべきかは議論の余地があるが,ここでは荒らすという行為には類似が見られるので,荒らしと見なす.こういうタイプも,少なくとも(ぼくの知る限り) 2007年頃には発生していたようだ(野嵜健秀とは誰か).

BBSは,その名前では現在ほとんど残っていないだろうが,知恵袋や発言小町などは,形式としてはBBSと変わらず,やはり知恵袋にも荒らしに悩まされている方がいるようだ(荒らしについて質問です。知恵袋荒らし).発言小町は投稿が検閲されているので荒らしは発生していないように見えるようだ*1(ただしこんなのも出てきているが: http://topisyu.tumblr.com/post/32551253508).チャットはオンラインゲームに組み込まれ,今も荒らしの捕食場となっているのだろうし,ブログは荒らしというより,炎上の方が多いのかもしれない.これについては以前になぜ炎上するのかを考えたことがあった(けど記事どっかにいった.原因はブログの投稿記事そのものが火種で炎上する場合と,記事に付いたコメントに対する横やりが火種となる場合とがあるという話…だったハズ).

ところで,ごく最近ツイッターで荒らしに遭遇して,これはまた新しいタイプの荒らしなのではないかという印象を持った.

ツイッターにおける荒らし行為に対して,是認や容認,なかには賞賛さえ与える人がいることを知った( http://togetter.com/li/535436 ).そう言えば,アメーバピグの荒らし行為がネタになっていることに通じるものがある(「アメーバピグ 荒らし」でググってみれば分かる).下品な笑いだなと思う.言ってみれば,劇場型犯罪みたいなものではないだろうか.

罪なんですよ,それ.

*1:というか発言小町は殺伐としすぎているので,気晴らしには向かないように思うので,荒らしも集らないのかもしれない.