ばっかじゃないの!

じゃみらー

20代にしておきたい17のこと

『20代にしておきたい17のこと』というタイトルの本を買った。
だいたい分かっていることだからわざわざ買うほどではないというのが正直なところ。
それでも敢えて買ったわけは、こういう本によって自分をコントロールしようと目論んでいるため。
自分の気の赴くままにやってきて、その場限りでできることはだいたいやってきた。
それと同時にその場限りだけではできないことも多々あった。
そのできなかった物事の中で、僕はやっぱりできるようになりたいことがある。
要するに「気の向くまま」に物事をこなしていくだけではいけないと思い、自分をコントロールする方法として、"典型的”な自己啓発の本に手を出したのだ。


20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

20代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)


でも、読んでいて思ったことがある。
この本を20代が読むよりも、10代の最後に読んでおいた方がいいのかもしれない。
20代に向けて書いた本であるがために、20代が読もうとすると、身構えてしまう。
現実とのギャップを感じてしまい、即「出来るわけないじゃん」となりそう。
実際、この本のレヴューの多くがそのような意味合いのことを含んでいた。
それに対して二十歳になる前にこれを読むと、20代をどう過ごそうかと、この本を指針にしようと思える。
言わばすんなりと本書の助言を受け止められるのではなかろうか。


書いてあることは至極当たり前のことです。
希望を持って書かれています。


前向きに行動しないと、効率よく前に進めませんから。
もちろん、ちゃんと前方に行きたい場所があるか確認しておかないとエラい目に遭いますが。