ばっかじゃないの!

じゃみらー

盛り上がってまいりました!

小学校の頃、僕は馬鹿だった。
中学校に入ると塾に通って人並みに勉強することになった。
頭は馬鹿なまま言われるがまま勉強して、それなりに良い点数をとっていた。


高校生になり、一念発起して自分で勉強しようとした。
調子に乗って1年でZ会の高3用で一番簡単な数学の問題を解いてみたりした(解けたわけではない)
何を血迷ったか2年のときにラングの解析入門を読んで「数学ってすげぇ」と感銘を受けたのを覚えている。
そして何故か勢いでファインマン物理学1を買ったのだった。
雨の日にかばんが濡れて、本が萎れたのと同時に僕の読む気も萎れた。
一通りは読んだはずだけれど、今じゃ全然覚えてない。


それから部活にのめり込んでいつ勉強したのか分からない事態に陥った。
一度だけ数学のテストで20点とか取った記憶がある。
あれはさすがに焦った。
とりあえず真面目にオリジナルを解いて何とかなった。
保健のテストで赤点とったのはどうにもならなかった。
成績に赤い字がつくこともあるんだと知った。


で、順当に浪人生になり、駿台に1年間通った。
当初は持ち前のちゃらんぽらんさで何度も休んだ。
ところが夏前に担任にハッパをかけられて爆発・炎上。
焦った。
それから冬が始まる頃までは死に物狂いでやった。
冬が終わる頃には力尽きていた。


大学に入って、あれ、何してたっけ?


大学に入ってすぐに先生にどんな本を読んだらいいか訊くべきだった。
これは非常に後悔している。
この2年間でドえらい量の本が増えたけれど、1回の頃から徐々に増えてたらもっとベターだったと思う。
まぁそれはやむを得ない。


というか、1回の頃には『電子相関の物理』とか『共形場理論と1次元量子系』とか『経路積分対称性の量子的破れ』まだ普通に売ってた気がする。
いつか読んでやろうと目論んで、でも高いからその時になったら買ってやろうみたいな。
今じゃこのシリーズほとんど絶版でアマゾンでも2万近くする。
再版してください、岩波書店さん…。


ということで、盛り上がってまいりました!