ばっかじゃないの!

じゃみらー

thinking

お酒を飲むことの良さ

一人暮らしをはじめてすぐは,景気付けと称して缶ビールを束で買ってきて,毎日のように飲んでいました.まだ暮らし始めということもあったんだろうとは思いますが,自然と夜になると眠たくなって,朝も早くに目覚めていました. そのような生活は,物理学会…

個人的には、これは究極の選択。

いわゆる作品と呼ばれるもの全般、その評価の在り方の話。映画でも良いし、ドラマでも良い。もちろん文章や絵画、音楽でも良いし、料理やお酒でも良い。もしかするとスポーツ観戦なんかも作品と言えるかもしれない。ひとつの人生すらも、作品と見なすひとも…

オー!マイキー

実は,つい先日,何を思ってか,Kindle Paperwhite を買いました. しかし微妙に使い勝手が分からないのです.分からない,というか,うまく活用できてない,と言いたいところ.論文を転送して読んだり,無料の洋書を見てみたりしています. 前にどこまで読…

風邪をひきました

久々に(?)風邪をひきました.昨日は朝5時前に起きて,トイレに直行.30分くらい悶絶してゲッソリしてまた布団に戻った.8時くらいにも起きて,やっぱりトイレに. 窓を明けて寝たときは,たまにこういうことがある.というのも実家はすごく寒いのだ.朝方は…

じぶんのあたまでかんがえるとは

意志がない人間はつまらない. でも,自分では自分自身に意志がないことに気付けないようで,もし他人に指摘されるなどで意識するようになったとしても,それが何なのか分からないみたい.当たり前と言えば当たり前で,それが何なのか分かっていたら,自分に…

上手に相談するために心がけるべきこと

他人に相談するとき,色々な場合が考えられる. たとえば全く解決策が見いだせない問題を目の前にしているとき. あるいは解決策はすでに複数個見いだしてはいるものの,どれにすべきか迷っているとき. ほかにも,相談というより,自分が前へ進むための最後…

夢なんて無くてもいいじゃない

みんなが皆、夢を持ってその夢に向かって努力してなくたっていいじゃない。 ただ毎日を過ごして、その積み重ねの生涯の、何処がいけないの? 夢中になれるものがなくたって良いじゃない。 それなりに楽しく、それなりに辛い。 そんな生活の何が不満なの? 自…

歯車

人間さまが作る社会に生きるひとを歯車に喩えることがある. この表現は非常に巧妙で,色々な意味を含んでいるように思う. ひとつに一人ひとりが社会の歯車となって,社会全体が機能しているという意味が挙げられる. 働くことを指して用いられる場合が多い…

病院で助けてと叫ぶ老人

訳あって緊急手術をした。 そのときに重症室というところで一晩いた。 自分も痛みで朦朧としていたが、夜中に老人の大きな声で意識がはっきりとした。 その老人は、「帰らせてくれ」と言っているようで、どうも状況を把握していない。 看護師が言うには、夜…

自省録

ついったーでブツブツ書いてたけど、やっぱりアレはそういうツールじゃない。 というか見てる人が身近すぎる。 もう少し自分以外を気にしなくて済むところに書く方が良さそう。 イライラしていた。 男の子の日だからではない。 っていうか何だよ、男の子の日…

あいまいなままで

未熟なものは熟することを求める。 老いたものは若さを求める。 若者が年寄り振るのは成熟を求めるがゆえだとぼくは思っている。 自分を年寄りだと見なしたがるのは、まだ若いから。 身に染みて歳を感じるようになってしまえば、若くありたいと思うようにな…

プロ学生

大学生にまでなると、プロの学生だと思っていいと思う。 というかむしろプロ意識を持つべきだと思う。 小学校6年、中学校3年、高校3年と来て、大学生になる。 浪人や何やらの紆余曲折でプラスマイナスすることはあろうけど、大体10年は学生をやってるわけだ…

血筋にどれほどの意味があるのか

以前読んだノーバート・ウィーナーの『神童から俗人へ わが幼時と青春』にこんなことが書いてあった。 ここで私は、ユダヤ人の学問的伝統と無関係ではないユダヤ人の家族構造について一言しておきたい。大昔から若い学者は、とりわけユダヤ律法博士(ラビ)…

夢の彼方

昨日、高校の部活の顧問だった先生が他界した。 元々がんを患っていて、それでも教師を続けていた。 卒業後、先生に会いに行っても「こんなところに来る暇があったら自分のことをもっと頑張れ」という感じの先生だった。 そんな先生だった。 以前、がんを患…

すごく雑な文章

体験に根ざす文章はリアル。 自分も過去に書いた内容(というか書きたかった内容)を、 自分が書いた以上にリアルでインパクトをもって書かれているのを見ると、 うーん、と唸ってしまう。 ヤラレタ!とも思う。 物理で何かをなせるかどうかは「自分と物理」…

んふんふ(最近はやりのなめこ風)

こういう人になりたい!っていうのがあったら、僕はその人を目標にしない。 その人が目指してるものを、僕も目指す。 今ある「その人」像を目指しても、その人に近づけない。 僕が「こういう人になりたい!」と感じるものは大抵が 姿勢であったり、考え方で…

どうしたらえぇねん…ってなったとき

問題を解くとき、途方に暮れたことありませんか。 「自分で考える」って何やねんって思ってませんか。 そもそも問題を自力で解けたことがほとんどない人。 答えを見て「なるほどそういうことか」と言って納得する、それでおしまい。 もしくは答えを覚えてい…

考え続けると

漠然と同じことを考え続けると、何が何だか分からなくなる。 たとえば、よしおちゃんが「その考えは思考停止だ」と言ったに対して 「その『その考えは思考停止だ』と結論づけるのは思考停止だ」とトミーが返す場合。 さらにそれに対してよしおちゃんが、“そ…

大きな言葉と小さな言葉

以下、岩波文庫、十川信介編『藤村随筆集』を読んでいて面白いと思った事柄など。 藤村随筆集 (岩波文庫)作者: 島崎藤村,十川信介出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1989/03/16メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見るp.32「大きな言…

できるようになることが目標か

参考書を見ながら問題を解く。 少なくともそれは出来るようにならないといけない。 本を読んでも問題が解けないようではさすがに困る。 僕が困るのではなくて、解こうとしている本人が困るだろう。 解けない理由はいろいろとある。 でもたぶん一人で考えても…

歩き方すら忘れるほど

なんでもかんでも意識してやろうを思った。 するとどうやって歩いていたか分からなくなった。 正確に言うと、ぼくはどうやって歩いてきたのか分かっていなかった。 右足を出したとすると、左手は後ろ?前?右手は?どのタイミングで重心は動かす? 色々と分…

教育論とか

夏の学校4日目の懇親会で、文字通りの野暮な議論をした。 そのとき、だいたい今まで考えてたことが言葉になった。 でもそれを言葉にして理解したときに、よく分からなくなった。 具象から抽象へといくとき、かならず辿れる道がある。 「林檎は果物だし、そ…

苦手をどうやって克服するか

小さい頃から、嫌なことはトコトンしたくなかった。 嫌々ながらするというのが、どうもできない。 学校に行きたくないときは何が何でも行かない。 母親に布団を引っぺがされても起きようとすらしなかった記憶がある。 それは、どうも中学の頃からそうらしい…

選挙に行くな

キャッチーなタイトル付けてみました。 大した意味はありません。 以前に「選挙に行こう」みたいなキャンペーンありましたよね。 少しの努力で自分の意思が政治に反映されるよ、みたいな。 “世の中どうせ変わらないでしょ”なんて思って行動しないよりは、き…

コミュニケーションは生モノ

前の記事に引き続き、研究のお話。 あまり内容的なことではなくて、コミュニケーションの間隔とかの話。 先にも書いていたとおり、色々と間があいていた。 僕自身はうんたらかんたら計算していたけれど、その間、ボスとあまりコミュニケーションをとれていな…

人間観察?

人間観察って言うと、客観的に人の生態を観察する感じがする。何となく。 その人が何かしているのを、少し離れたところから見るイメージ。 どちらかと言うと、その人の感情みたいな内面的なところよりも言動とかそういうのを見るんじゃなかろうか。 そこで表…

続・どこまで書くべきか

統計力学の演習でミクロカノニカル分布の問題を解くとき、必ずと言っていいほどスターリングの公式を使う。 初めは解答を書くとき、丁寧に「スターリングの公式:〜〜より」と書いて、近似式を書く。 それが何度も繰り返されると、だんだん書き方が(∵スター…

答案をどこまで書くか、書かないか。

学部生に「どこまで詳しくレポートを書けばいいのか」と訊かれることがある。 難しい問題だと思う。 論理が通っていれば*1、基本的にそれでレポートとしては良いのだけれど。 レポートを提出する側にとってみれば、具体的な基準があって欲しいのだろう。 何…

うまく誤魔化すことの価値

レポート作成について書いたが、その精神は真面目に嘘偽りなくレポート作成に取り組むことを前提にしている。 だが必ずしもそんな前提が成り立たない状況もある。 (この記事のカテゴリが bon sens であることに注意して頂きたい) 自分の能力の限界は、その…

染まる

子どもって真っ白なんだよ。 だから何にでも染まりやすい。 染まって、その一色になれる。 馴染みきれないと、 すぐに色が落ちていく。 そうしてまた違う色に染まっては、色が落ちて。 その繰り返し。 いつからか染まった色は落ちにくくなって、 シミが出来…